夕方 数か月振りにピアノの蓋を開けた ふいに指が「すみれ」を奏で始めた それはシューベルトの歌曲を舞台で独唱する姉をイメージして書いた曲だった 追いかけるように 自分の耳にだけに届くように かすかな声で詩を重ねてみた
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。