ぞよ吹く風
ネットのノーカット版S氏の会見を何度も中断しながら一部始終見た
曲を書く一人として興味深かったこともある
最初は平静でいられた
音楽界稀に見る大ペテン師の変わり果てた姿には何の同情も湧かなかった
疑問と矛盾を容赦なく浴びせる多数の報道陣の前でたどたどしく
時に声を詰まらせ質問に答える二時間の長かったこと
最大の見方だったはずのメディアが一転して最大の脅威に変わった異様な光景を見た
オウム事件で犯人にでっち上げられたK氏のことが頭をよぎった
北の公開処刑をも連想させられた
もちろんS氏をかばう気持ちなど微塵もないが
見終わった時の後味の悪さはしばらく尾を引いた
メディアの取材にはどこか抜け落ちていた部分はなかったのだろうか
誰一人として偽装に疑問を持つ者はいなかったのだろうか
世間の称賛に流されることはなかったのだろうか
私の知るところではないがこの一連の出来事を
政治に置き換えて考えてみるとどうだろう
限りなく黒に近い人物達がなぜかうやむやのまま
平然と政界に居座っている事実をいったいどう解釈すればよいのだろうか
マスメディアは常に冷静さを欠いてはいけない
流れに乗って本質を確かめることなく騒ぎ立てることをしてはいけない
常に中立の立場を保ち品格を失ってはいけない
危険な世の中になりつつある今こそ
真の追求の矛先を見誤ることのないようにと願うばかりである
さて私にしては珍しく
新曲を楽譜に起こしコード譜までつけた
もちろんゴーストライターなど
いない
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震災からきょうで3年
愛すべきかの地を想いきょう一日を祈りの心で過ごしたい
海のある町
夢の中で君と会った
心がとてもやさしくなった
あの日あの時あの思い出
いつだってこの胸を熱くする
sea sea sea ふるさとの海に
see see see またきっと会えるよ
夢の中の君は笑顔で
言葉以上の言葉をくれたた
だから明日も空を見上げて
一歩でも前に踏み出そう
sea sea sea ふるさとの海に
see see see またきっと会えるよ
sea sea sea あなたのそして私の
see see see 青い海のある町
see see see 大切な海のある町
...written by uta sakagami...