utashyaのブログ

明暗の日々を駆け抜ける

卯月の空

盛岡の観光名所の一つである『石割桜』は

街の中心部官庁街の通りに面した裁判所内の敷地にあります

駐車場から歩いて10分ニ年振りの見物です

満開までにはまだちょっと早かったようです

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天然記念物に指定されたのが大正12年ということは

樹齢は確実に90年以上ということになります

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腕利きの植木職人達が丹精込めて行う手入れのひとつ

枝の支え棒は人間にとっての松葉杖以上車椅子に匹敵するのかもしれません

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花はもちろんのこと私が一番心惹かれるのは何といってもこの部分です

スカーレット・オハラのコルセットなんて問題にならないくらいの締め上げに

幹が悲鳴をあげているようにも思えなくない

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それでも毎年花を咲かせるその生命力に驚嘆するのです

きっと私より長生きするんだろうな

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そして君よりもね・・・

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車道を挟んだ所には『亀が池』というこれまた古い池があって

その周囲の桜もまたきれい

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風が大分強くてなかなかピントが合わない中なんとかピタッと収まりました

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盛岡もやっと春本番を迎えたようです

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歩道をまたいで指定建築物である県公会堂(現在はNPO法人の管理下)の

交差点を渡るその前に後ろを振り向くと

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その昔神社の参道だった小道には何十年と続く飲食店が軒を連ねています

ここも盛岡の変わらぬ名所

盛岡名物じゃじゃ麺の老舗白龍(パイロン)がある通りとしても有名です

開発と保存が共存するこの地域一帯が長く保たれることを祈り

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春八部の街並みを後にする生粋の盛岡人と犬一匹

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<追記>

親友Mより情報が入る

石割桜は樹齢360年以上ということです