アカジキンちゃん
最初はてっきり珍しいテントウムシだと思った
ワクワクしながら何枚も写真に収める
見えにくいので葉の上に移動してもらう
よく見ると
どうやらテントウムシではないようだ
だとしてもその不思議な模様と玉虫色の脚のなんと見事なこと
とにかく動きが早く鉢植えの植物の間を行ったり来たり
そのうちアケビの蔓を上り始める
いったい何者なのか知りたくて観察はここまで
しかしいくら検索してもわからない
最後に「白黒の虫」で検索したらやっとヒット!!
なんとこの虫の名前は アカスジキンカメムシ
これは第5齢幼虫 つまり脱皮を5回繰り返したということになる
成虫に一番近い段階だということもわかった
カメムシの仲間でも比較的臭いが少ないとある
確かに手に乗せた時まったく臭わなかったのはそのためか
(以下参考写真)
これが卵 赤く見えるのが複眼
第2齢幼虫
脱皮を繰り返し
そして私が目撃した第5齢幼虫へと変化していく
このまま落ち葉の下などで冬を越すのだという
春になり羽化したばかりの成虫はレモンイェロー!
そしてこれぞアカスジキンカメムシの完成形の姿
見事な七変化ではないか
そう簡単に目撃できるとは限らないとしたら
私は貴重な目撃者ということになりはしないか?
ワォッ~!!
つぶらな瞳でありながら派手な彩色
クリスマスを彩る電飾みたいや!!