utashyaのブログ

明暗の日々を駆け抜ける

21go

何年ぶりだろうこの建物の前に立つのは

国の有形文化財に指定されている県公会堂を訪れる

昭和天皇の成婚を記念し大正14年に着工されたこの建造物は

日比谷公会堂や早稲田の大隈講堂を設計したという建築家の指揮により

莫大な費用をかけ竣工まで二年を要したという歴史的な歩みを持つ

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建物の内部は古き良き時代の風格が今も変わることなく残されいる

正面玄関ロビーに入ってすぐ右側にある小窓

細部にわたって吟味されたことを物語っている

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さて説明はこれくらいにして

肝心の目的は二階の21号室で開催される音楽会だ

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大理石の階段を上る

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やさしい光が踊り場を照らし出す

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21号室 ここが会場だ

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初めて見る部屋に興味深々

ここはその昔大食堂として使われていた所だという

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漆喰の天井と凹凸の美

無駄を省いた照明のバランスが絶妙だ

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当時のままだという壁紙と

間に配置された大理石のなんとモダンなこと

しばし時代を遡ったような不思議な空間に浸る

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正面上方には小楽団用のバルコニー

音楽を聞きながら優雅に食事を楽しむ人達の様子が目に浮かぶ

これはもうアールデコ建築の見学会と言ってもおかしくない

?いつの間にかまた建物の話に逆戻りしてしまった

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というのも

残念なことにこの後の本番の演奏は撮影禁止だったため

4人の美女たちが演奏する様子を紹介できないのです

とはいえ会場にいた人達全員が歴史の重みを肌で感じ また

心地良い響きにももちろん魅了されたのは間違いありません

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一歩外に出るとまだ4時だというのにもはや薄暗く

さっきまでの雰囲気とは別世界 冷たい空気が肌を刺す

駐車場へ直行だ!!

夕食は何にしようかな~

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