ジジ通信
猛暑続きに久々の雨は嬉しい
朝潤った庭を点検しようと外に出たら水場の前でセミ発見
いつも頭上から聞えてくる声に目を凝らしてみるのだが
その姿を確認することは到底できなかっただけに意外な遭遇
体を反転させてみると個性的な紋様
調べたら「エゾゼミ」とわかった 鳴き声は「ジージー」
しばらく観察させてもらってから
葉っぱのベッドに置いてみた
いったい君はどれくらい生きてきたのだろうか
その羽根をブルブルさせて木から木へ
自由自在に飛びまわっていたんだろうな
家に入りジャズにも見てもらう
これがセミなんだよ 初対面の昆虫だね
犬ジジの頭にセミジジを載せてみる
なかなか良い
庭の東側には虫たちのお墓がある
もう十年以上も前に私が決めたその場所に
カエル・バッタ・トンボ・蝶などたくさんの死骸を埋葬してきた
つい数日前もキリギリスのために穴を掘ったばかり
エゾゼミも同じ場所で眠りについた どうぞ安らかに
ノームが座る横がお墓です