コイワイ・コワイ
H君は小学校を通しての同級生で
当時私達家族は彼の家の敷地内にある貸家に住んでいた
私は性格上男子の友達と遊ぶことが多く
お寺が多い環境だったためか墓地でのかくれんぼや
基地取り合戦など勇ましい遊びに明け暮れる毎日を過ごした
大家さんちつまりH君の家にもよく遊びに行ったものだが
お目手は当時珍しかった外国製のブロック
家を組み立てることに夢中でどんな会話を交わしたのかあまり記憶にない
中学から別の道を辿り途中私が引っ越したこともあり疎遠になった
だがあることがきっかけで私のライブで再開を果たすことができた
どんなに時が経っても「H君」「詩ちゃん」の呼び名は相変わらずだった
そんなH君から嬉しいお届けものが舞い込んだ
小学生が小学生にお中元のイメージ・・・?
しかしながら考えてみれば H君 今や某会社の社長である
おっとり型の彼にいつも親分口調で接していた私
「詩ちゃん、怖い」と母親に漏らしたことがあったとか
でもそれは遠い過去の話
私に対するイメージがもはや払拭できたことを祈願し
一気に吸い込むヨーグルトが美味い!