キロロの夕暮れ
「それはもう流れ星が次から次に空から降ってくるようなんだよ!」
そんなAちゃんの言葉を聞いてすぐにでも行きたかったのだけれど
雑用が重なりなかなか行けなかった高松の池
やっとチャンスが巡ってきた
岩手山を包むような空がなんともやさしい夕方の4時過ぎ到着
前回池の大半を覆っていた氷はすでに融け
水面は旅立ち前の白鳥の群で大賑わい
今まで動きの速さになかなかついていけなかったのだが
この日は運よく成功
そして白鳥はいつも通りのようでどこか違うような
見慣れないポーズ
のんびりしたしぐさ
春の旅立ち前の準備だろうか
池の淵に立つカモ達の動きはセカセカしているように見える
夕陽が少しずつオレンジ色に変化する
白鳥が黄金色に輝くほんのわずかな時間
と 頭上からクワックオッ!!
慌ててレンズを空に向けるも焦点が定まらず豆粒
ズームアップでかろうじて落下傘部隊の一部を捉えることができた
瞬く間に陽は落ち
それと同時に白鳥達の鳴き声もヒートアップ
あと数週間もすれば池はたちまちのうちに静寂に包まれることだろう
来年またここで足元のジャズはそっちのけで
カメラを構える私がいるのだろうか
流れ星の大群には残念ながら遭遇できなかったけれど
誰にも止めることができない時の流れをしみじみ感じながら
帰り道車から振り返った今日だけの夕陽に
さ よ な ら
なんと!きょうの盛岡は今年に入って一番の大雪です
何これ・・・