盛岡から高速道を南に約50キロ
胆沢郡金ヶ崎にある県立農業大学校を訪れました
桜並木はすでに散りかけていましたが
この場所の歴史を辿るのには充分でした
ここ周辺は六原地区と呼ばれています
明治31年から大正14年までは陸軍軍馬補充部六原支部
昭和7年県立六原青年道場 昭和22年県立六原農場
昭和51から55年まで県立六原農大学校
そして現在の農業大学校に至ります
伊藤金次郎著「六原道場」にはかつての風景や青年達の姿が記されています
<上記4枚の写真はブログみちのく山野草より引用しています>
宮沢賢治の「耕耘こううん部の時計」の登場人物青シャツは「六原に居りました」
とも語っています
前置きが長くなりましたが
この散策は私を過去と現在を結ぶ不思議な空間へと誘ってくれました
一画一画を心に刻み
ここから千貫石(せんがんいし)森林公園に向いました