utashyaのブログ

明暗の日々を駆け抜ける

タイムの詩(うた)

手のひらに収まるほどの小さな苗が

たったの一年で

まるで水が流れるように

地面を覆いつくすのです

その花は小さくてとても可憐だけれど

たとえ踏まれても決して萎えることはなく

それどころかそのことによって

なんともいえない良い香りを漂わせるのです

これから時とともに

二倍にも三倍にもなって

私の目を奪うことでしょう

そのひたむきさやさしさそして強さが

とても愛おしいのです

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