2015-06-29 タイムの詩(うた) 手のひらに収まるほどの小さな苗が たったの一年で まるで水が流れるように 地面を覆いつくすのです その花は小さくてとても可憐だけれど たとえ踏まれても決して萎えることはなく それどころかそのことによって なんともいえない良い香りを漂わせるのです これから時とともに 二倍にも三倍にもなって 私の目を奪うことでしょう そのひたむきさやさしさそして強さが とても愛おしいのです