寺イブ
でもそう簡単に諦めるわけにはいきませんでした。
朝8時に盛岡を出発し10時過ぎに現地に到着。
メンバー二人がすでに会場設置を始めていた二年振りの本堂は、静寂と寛容に包まれ
ここ数週間萎縮していた私の心をやさしく受け止めてくれました。
午前中の空き時間にリハ終了。竹駒のジョニーで昼食、由紀子さんに再開できました。
午後1時からのお盆の法要が済んで間もなくの2時45分スタート。
直前までの私とは違うuta2号が同時に出現してくれました。
両脇の二人の存在が本当に頼もしく、支えてもらいました。
また聴衆の皆さまの眼差しが本当に温かく身に滲みました
大きな力に見守られながらの45分間精一杯務めさせていただきました。
今回この機会を与えてくださった光照寺のご住職様に、私達の演奏に笑顔で耳を
傾けてくださった地元の方々に、盛岡からわざわざ駆け付けてくれた陽子ちゃんに、
大量の機材の搬入搬出設置ミキサーそしていつも通り抜群のギターの演奏をきっちり
果たしてくれた淳ちゃんに、裏口の魔の段差で転倒しながらもコンバスの重点音ので
曲を盛り上げてくれ更に私のキーボード一式の行き帰りの搬送まで引き受けてくれた
耕平さんに、そして最後に自分の境遇にパニック寸前だった愛犬ジャズにも、心から
感謝いたします。
釣鐘堂の下の掃き小僧さんにこの日のすべてのありがとうを伝えて帰路に着きました。
さてきょうからまた新たな気持ちで焦らずに自分の身体と向き合っていこうと思いま
す。一日も早く元気な私を取り戻すために!